【剣盾S27最終331位&499位】ゼルナアーラナット
【 はじめに 】
はじめまして。ねむしと申します。禁伝2体環境の1シーズン目にしては満足のいく結果を出すことができたので構築記事を書かせていただきました。初投稿のため拙い文章だとは思いますがご了承ください。
以下常体
【 結果 】最終331位(R1904)&499位(R1868)
【 使用構築 】
【 構築経緯 】
相手のザシアン等を削った上で積んでしまえば、ほとんどの構築に対して通すことのできる『ゼルネアス』から構築を組み始めた。
次にゼルネアスを通す上で課題になるザシアンや日食ネクロズマに鬼火を撒けて、自身も積みエースになることのできる『ルナアーラ』を採用。
この2体の並びはメタモンに弱いためHD振りの『ナットレイ』を採用し、これらを基本選出とした。
基本選出だけでは「イベルタル」や「ムゲンダイナ」入りに勝てないため、前者に対して受け出ししつつ壁貼りができる『カプ・コケコ』と、後者に対して受け出しから突破が可能でサイクルにも負荷をかけられる『ヒードラン』を採用した。
最後に3体目の積みエースとして「ホウオウ」等に強く、電気地面の一貫を切れる霊獣ランドロスを採用して構築を完成とした。
【 コンセプト 】
・サイクル下で相手を削り、積みエースを通す。
【 個体詳細 】
ゼルネアス@パワフルハーブ
特性:フェアリーオーラ
性格:臆病
実数値:205(28)ー123ー115ー181(228)ー118ー166(+252)
技構成:ムーンフォース/ドレインキッス/みがわり/ジオコントロール
調整:
H:みがわりが「ちきゅうなげ」耐え
ジオコン後の全抜き性能は言うまでもないが、相手に鋼やメタモンがいる時は壁貼り、麻痺撒き、みがわり、サイクル下で削るといった工夫をしないと簡単には通せない点には注意。
ルナアーラによく繰り出される悪ウーラオスに対し受け出して上から行動する等、自身もサイクルに加わることもでき、想像以上に強かった。
ルナアーラ@ばんのうがさ
特性:ファントムガード
性格:図太い
実数値:239(212)ー106ー155(+252)ー157ー127ー123(44)
調整(というより耐久ラインの目安):
HB:特化ザシアンの+1きょじゅうざん×2を特性込み確定耐え
HD:特化カイオーガのしおふきを瞑想1積みで2耐え
S:無振りサンダー+3(ジガルデ意識)
「ザシアン」「日食ネクロズマ」「霊獣ランドロス」等の物理アタッカーには鬼火、「カイオーガ」や「ディアルガ」等の特殊アタッカーには瞑想で、対面からなら幅広い相手に対応できる神ポケモン。
選出率は約90%で構築内1位。ルナアーラで3タテする試合も多かった。
ルナアーラを動かす上で「できる限りHPを確保する(特性をすぐに発動させるため)」点は重要だと感じた。
※例えば「メタモン」とお互いHPフルの状態で対面したとする。この対面でダイホロウを選択すれば7割程度のHPを残しつつ、メタモンを突破できる。
砂やステロは弱点ではあるが、個人的に現環境で大きく評価を上げたポケモンだと思う。
ナットレイ@たべのこし
特性:てつのトゲ
性格:なまいき
実数値:181(252)ー114ー116(4)ー×ー184(+252)ー22
技構成:ジャイロボール/でんじは/まもる/やどりぎのタネ
コピーされた「ゼルネアス」、瞑想1積みまでなら「ルナアーラ」にも強く、サイクルも回せるポケモン。麻痺撒きややどりぎで積みエースを通せる盤面を作るのが主な役割。
「ルナアーラ」でおにびをした後にダイスチルで相手を詰ませるような動きもできる。
また、終盤増えた「黒バドレックス」に対しては、ナットレイで麻痺を撒いて対処していた。
カプ・コケコ@タラプのみ
特性:エレキフィールド
性格:臆病
実数値:176(244)ー121ー106(4)ー120(36)ー101(44)ー190(+180)
技構成:ボルトチェンジ/しぜんのいかり/ちょうはつ/リフレクター
調整:
HD:珠イベルタルのダイジェット+ダイアークorダイバーンを確定耐え
S:最速エースバーン+2
「イベルタル」に受け出しから壁貼りをしたり、交代先にしぜんのいかりで削りを入れることができる。
選出率は低いので改善の余地あり。
ヒードラン@ふうせん
特性:もらいび
性格:おだやか
実数値:198(252)ー89ー127(4)ー157(52)ー148(68)ー114(132)
技構成:マグマストーム/だいちのちから/きんぞくおん/ステルスロック
調整:
C:D特化ムゲンダイナをマグスト→金属音→ダイアースで確定
S:準速テッカグヤ抜き
ホウオウダイナ対策枠。「ムゲンダイナ」入りには必ず選出していた。火力のないムゲンダイナは(85%を2回当てれば)単体で崩すことができる。しかし、こだわりメガネやパワフルハーブ持ちには勝てないため、その場合はステロだけ撒いて死に出し「ルナアーラ」で起点にしていた。
ふうせんのおかげで地面技持ちにも1度行動できるため、ホウオウに対しステロ→「ランドロス」投げといった動きができるのが強かった。
また「ナットレイ」と同居させることで相手の「ゼルネアス」を抑制したり、ウーラオスを呼ぶことができるのもポイント。
霊獣ランドロス@ラムのみ
特性:いかく
性格:ようき
実数値:165(4)ー197(252)ー110ー×ー100ー157(+252)
ここまでの5体を通して「カバルドン」が致命的に刺さっているように見えるはずのため、逆に起点にして全抜きできるラム剣舞で採用した。
カバルドン入りに対してはもちろん、ホウオウダイナ等に対しても選出した。積みさえすれば禁伝2体をまとめて倒せる性能をもっているため、現環境でも通用するポケモンだと感じた。「メタモン」には切り返されてしまうものの、+2ランドロスは死に出し「ルナアーラ」で止めることが出来る。
カバルドンと初手で対面した際にはラム持ちを疑われないようにじしん→剣舞のような動きをとっていた。
【 重いポケモン 】
・珠みがわり黒バドレックス→無理
・かみくだくザシアン、シャドクロ日食ネクロ
→初手ルナアーラのおにびでなんとかする
・ふいうち珠エースバーン
【 選出について 】
(組み合わせが多すぎるため4つの場合に分けて紹介)
VS:アーラ、ナット、ゼルネ
(ザシアンor日ネクがいる場合は大体基本選出)
VS:アーラ、ゼルネ、コケコorランド(ザシイベルにはコケコ選出)(カバ入りはランド)
VS:ドラン、ランド、アーラ
(対策枠を選出)
VS:ナット、コケコ、ゼルネ
(ルナアーラが禁伝2体両方に勝てない場合)
※ルナアーラは基本的に先発
※カバルドン入りには基本的にランド選出
【 おわりに 】
最後まで読んで下さりありがとうございました!
レンタルは下に貼っておくので是非使ってみて下さい。
この環境はあと半年もあるのでR2000を目標に頑張りたいと思います。
質問等ありましたらTwitter(@nemushi_Poke)にお願いします。